公認とは、広辞苑に「国・団体・政党などが正式に認めること。また、多くの人が公然と認めること。」とあります。公認はあたかも国家のみが使用する言語のように勘違いされますが、民間団体や政党公認の表記は多く使われます。
公認外部監査人は、団体である一般社団法人日本マネジメント団体連合会が公認する民間の監査資格なのです。多くの経済団体、学術団体、消費者団体(多くの人が認める)が支援し、制度化を進めています。制度化を進める趣旨は、①後を絶たない組織の不正を予防することと、②国家権力によらず民間の自主規制として行われることに求められています。
公認外部監査人は、経営監査と業務監査を行います。会計監査は公認会計士の独占業務ですので取り扱いをしません。
しかし、企業にとって外部の第三者に経営監査と業務鑑査を委託することはリスクが有り、躊躇されると考えます。そのために、公認外部鑑査人の制度は、資格取得は厳格で秘守義務を強く求められています。
公認外部監査人普及委員会